水まんじゅう

昔から岐阜県大垣市は良質な地下水が豊富な事から水の都と言われています。この名水によって明治時代の初めに生まれたのが大垣名物「水まんじゅう」です。 水まんじゅうとは、冷たい地下水に漬けて冷やすよう、葛に水に強いわらび粉を混ぜ、柔らかく炊き上げた生地を陶器のお猪口に流して固めたものです。あっさりとした餡の甘さとつるりとした食感が特長で、店頭の水槽の中、お猪口に入った水まんじゅうが冷やされる姿は水の都大垣の夏の風物詩となっています。