白線流し
白線流し(はくせんながし)は、毎年、卒業式の日に卒業生たちが学帽の白線とセーラー服のスカーフを一本に結びつけ川に流す行事。
3月1日に、岐阜県高山市にある岐阜県立斐太高等学校で、学校前を流れる大八賀川において行われており、昭和中期の一時期に中断があったものの復活し、70年以上行われている。
卒業式と同時に行われる別離の行事。卒業生が旅立つ前に友情を誓うという意味合いも持つ。
川を挟んで校舎側に在校生が、対岸に卒業生が校舎に向かって立ち行事が行われる。
男子の学帽の白線と女子のセーラー服のネクタイを結んで「白線」をなし、学校の前を流れる大八賀川で歌を歌いながら川面に「流す」のである。
1996年には、この行事を元にしたテレビドラマが放映された。