鍛冶(刀工)
刀工(とうこう)は、刀剣、特に日本刀を作る職人のことである。
鍛冶の技術を用いる事から、鍛人(かぬち)、鍛師(かなち)、刀鍛冶(かたなかじ)、刀匠(とうしょう)、刀師(かたなし)などとも呼ばれる。
関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。
刀祖「元重」がこの関の地に移り住み、刀鍛冶を始めたといわれています。
良質の焼刃土と炉に使う松炭、そして長良川と津保川の良質な水 刀鍛冶にとって理想的な風土条件を備えたこの土地にいつしか多くの刀匠が集まりました。
室町時代には刀匠が300人を超え、「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれた関の刀は、その名を全国に広めていきました。
戦国時代には、武将の間で愛用され、無類の切れ味を発揮したといわれています。
特に「関伝」を有名にしたのは、「関の孫六」で知られる「二代目兼元」です。
兼元(孫六)は、独特の鍛刀法(四方詰め)により頑丈な刀を作ることに成功しました。
その後、関市は日本一の名刀の産地として繁栄し、この卓越した伝統技能が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれています。
そして、今や世界でも有数の刃物の産地として知られています。
関刀鍛冶伝承館
基本情報
会社名/施設名 | 関鍛冶伝承館 |
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住所 | 〒501-3857 岐阜県関市南春日町9−1 |
電話番号 | 0575-23-3825 |
アクセス | 【公共交通機関】 長良川鉄道・刃物会館前駅から徒歩約5分 【自動車】 東海北陸自動車道・関インターから車で約10分 東海環状自動車道・富加関インターから車で約15分 |
備考 | 駐車場 大型バス: 2台 普通乗用車: 20台 |
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