北アルプス連峰

飛騨山脈(ひださんみゃく)は、富山県、新潟県、岐阜県、長野県に跨って連なる山脈である。
通称は北アルプスで、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)を合わせ日本アルプスと呼ばれる。なお、日本アルプスという呼び名は、イギリス人鉱山技師ウィリアム・ゴーランドによる命名である。
山脈の主要部分は、中部山岳国立公園に指定されている。山脈の最高峰は、標高3,190mの奥穂高岳で、富士山と北岳に次いで日本で3番目に高い山である。

形状は巨大なY字型である。Yの字の中心を流れるのは、日本のV字谷中でもその急峻さと、巨大なアーチ式ダムである黒部ダムで著名な黒部峡谷である。
その西側は剱岳・立山などの立山連峰、東側が白馬岳・鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰である。
後立山連峰の東側に糸魚川静岡構造線が通る。

この二つの峰は、南側、すなわち黒部川の源頭部で一体となるが、その接点に位置するのが三俣蓮華岳である。
さらに、稜線は東南方へと延び、西鎌尾根を経て槍穂高連峰へと連なっている。
穂高岳からは、西穂高岳の稜線を経て、焼岳、さらに最南端に位置する乗鞍岳へと続く。一方、北方の稜線は、その東側において、白馬岳から朝日岳を経て、最後は交通の難所として知られる親不知から日本海へと落ち込んでいる。

基本情報
会社名/施設名 北アルプス連峰
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